地球のステージとは

地球のステージとは?

現在、世界で起きている様々な出来事を、講演形式ではなく、大スクリーンに映し出すビデオ、スライド、それに語りと曲で構成していく「映像と音楽のシンクロ」ステージです。

ステージの内容は?

インド、ケニア、スペイン、アラスカ、南米などの「放浪篇」に始まり、フィリピン、ソマリア、東ティモール、旧ユーゴスラビアなどの貧困、紛争地域の子供たちの明るくたくましい姿を映し出します。

これまでの開催は?

学校行事や、学校のPTAの研修部会などが主催する場合がもっとも多く、これまでの通算開催数は約1000回を越えました。その約8割が学校現場です。その他、PTA大会、国際交流協会のイベント、婦人会大会、青年海外協力隊訓練所、実行委員会形式(有志)など、様々なところで開催しています。

出演者は?

山形で精神科医をしている桑山紀彦さんがその案内役です。彼はこれまで51カ国を歩き、国際医療救援活動を展開してきました。AMDA(アジア医師連絡協議会)、JEN(日本緊急救援NGO)に所属し、NGO活動をしてきた桑山氏の集大成がこの「地球のステージです」。現在はNPO法人「地球のステージ」代表理事として活動中です。

桑山紀彦氏プロフィール

桑山紀彦

岐阜県飛騨高山市生まれ  (山形市在住)

 

1981年 山形大学医学部入学。
在学中:自転車による日本一周を決行。その後主にアジア地域を中心に放浪の旅を開始
1987年 山形大学医学部卒業、同年同学部精神神経科に入局
1988年 山形大学医学部大学院に入学。専攻は精神薬理学
1989年 タイーカンボジア国境の難民キャンプで難民心理の研究開始。同時にJVC(日本国際ボランティアセンター)に所属し、難民に対する救援活動開始(~92年)
1991年 湾岸戦争直後のイラクに日本人医師としては初めて入り、緊急救援活動を行う
1991年 JVC山形(日本国際ボランティアセンター山形)創立
1992年 AMDA(アジア医師連絡協議会)のカンボジア支援事業総責任者として、カンボジアに医療援助を開始(~96年末)
1994年 内戦下のソマリアに医療救援活動として入る
1995年 JVC山形として阪神大震災下の神戸市長田区に医療救援活動として入る
1996年 「地球のステージ」公演スタート
2000年 東ティモールに医療救援活動として入る(現在継続中)
2002年 「地球のステージ」がNPO法人化。代表理事となる。
2003年 パレスチナ支援事業を開始(~現在)

桑山さんのひとこと

私の活動はみな「行政」ではなく、民間のボランティア団体をベースにしたものです。誰でも関われて、政治的なものはなく、もちろん宗教的色彩も一切ない中で、一民間人の医師としてこれまで活動してきました。
私は、最近さまざまなところで話をさせていただいておりますが、私が小さかった頃、「世界」を意識することはじつに大変なことのように思えていましたが、実際にこうして活動をしてみると、誰でもその気さえあれば、さまざまな形で「世界と関わる」ことは可能であると感じております。
世界とのつながりをもつこと、それは「心の中に橋が架かる」ことをどう意識化することかだと思っています。

平成17年12月25日付
茨城県より優良興行の推奨を頂きました!

詳細は茨城県女性青少年課優良興行の紹介をご覧下さい。

【題名】
地球のステージ3

【推奨理由】
本興行は、桑山紀彦氏が、自身の医療支援活動をとおした体験を映像・音楽と自らの語りによって伝える一連の公演の第三部で、これまでの映像をテーマごとに整理し、「紛争が絶えない理由」や「個人と国家」、「 死と向かい合う」等の重いテーマをわかりやすく伝えている。
それらのメッセージは前二作と同様明確で、その場にいる人すべてに強い感動を与えるものであり、青少年の健全育成に有益である。

平成17年6月10日付
茨城県より優良興行の推奨を頂きました!

詳細は茨城県女性青少年課優良興行の紹介をご覧下さい。

【題 名】
地球のステージ1

【推奨理由】
本興行は,「国際理解」をテーマに演者が世界との出会いを重ね,いつしかボランティア活動(医療支援)の道を歩んでいる姿をビデオ映像とライブ音楽,語りを通して伝えるものである。  ボランティア活動とは何かということ,人の命のために何が出来るのかということが伝わってくるものであるとともに,国際理解に関心を持ち,正しく理解する青少年が増えていくことが期待されるもので,青少年の健全育成に有益である。

【題名】
地球のステージ2

【推奨理由】
本興行は,演者の体験したことを踏まえ,たとえば戦争状況下にある子どもたちの姿を,演奏と映像をつなぎつつ伝えるものである。  全体を通してボランティアの素晴らしさが自ずと伝わってくるもので,日本の青少年に改めて,平和という言葉さえ消えてしまう豊かな状況の中で生きていることの意味を伝えることが出来るものといえ,青少年の健全育成に有益である。